Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

トリビュート

You Better Know It! ユニークでアーシーなニーナのエリントンカバー。

ニーナ・シモンのエリントン・カバー集。ボーカル パワフル、ピアノはユニーク、LPジャケット魔除けの飾り…と完璧な作品。選曲がアーシーかつマニアックな1枚です。

ご無沙汰しております。そろそろ、再開しようかと。

みなさん、ご無沙汰しております。 「かいんだ・でゅ~きっしゅ」管理人のsatoryuhです。 このブログ、長いこと更新していませんでした。ブログだけでなく、本館サイトとツイッターもほぼ不動状態でして、大丈夫? 生きてるの? なんて問い合わせを頂いたこ…

色気の無い「Something To Live For」。(Steve Lacy『Evidence』)

ソロ4作目である本作『Evidence』におけるエリントン。しかし、このカバーの仕方はエリントンの再解釈というか、むしろその魅力を解体しているかのような演奏なのです。

エリントンへの強い気持ち・強い愛。『ゲイリー・バートン自伝』02

前回に引き続き、重度のエリントンLoverであるゲイリー・バートンの自伝から、そのエリントンへの強い愛について。みんな、バートンの前でエリントンの悪口は言わないように。

『ゲイリー・バートン自伝』 読書感想文に薦めたい本。

重度のエリントン Loverであるゲイリー・バートンの自伝について(その1)。「エリントン・エリントニアン」本としてはもちろん、「ジャズ本」「性的少数者」の本としても興味深い。好著です。

『セロニアス・モンクのいた風景』の中のエリントン。

『セロニアス・モンクのいた風景』の中で言及されているモンクとエリントンの関係について。オリン・キープニュースのコメントが興味深い。

シルバーの「トンデモ」トリビュート、ソフィスティケイテッド・「ヒッピー」。

知る人ぞ知る、70年代シルバーの名盤、『Silver'N BRASS』。 聴いたことのない人、食わず嫌いな人は聴いた方がいいぞ。 70年代ブラック・ミュージックのいいところがギュッと詰まった音楽だから。 シルヴァー・ン・ブラス アーティスト: ホレス・シルヴァー,…

瀬川昌久 introduces 平賀マリカ。

平賀マリカ、現エリントン楽団との共演によるエリントンカバー集。解説は瀬川昌久氏。

安原顕、再び。『上野桜木ジャズ日記』

やあ、マスター。また来ちゃったよ。 この前は愚痴ばっかりで耳を汚しちゃってごめんね。 間違ったことは言ってないと思うけど、やっぱり悪口とか愚痴って、聞かされる方は楽しいものじゃないからね。 今日はその後の報告、みたいな感じかな。 寺島靖国氏と…

藍公爵の第42回忌。「俗」なエリントンを悼む。

1974年の今日、5月24日は、エドワード・ケネディ・「デューク」・エリントンの命日だった(Edward Kennedy "Duke" Ellington 1899-1974, 享年75歳)。 1899年に生まれた公爵の人生は、そのままアメリカの大衆音楽史に重なる。しばしば「ジャズの父」と称され…

「エリントン年表」作りました。

2017年4月29日はエリントンの生誕118年。 これを記念して、「エリントンの年表」を作成しました。 といっても、管理人がイチから作り上げたわけではなく、元ネタとしてはDavid Bradburyの『Duke Ellington, Life & Times』の巻末の年表を参考にしました。こ…

野口久光氏によるエリントン追悼文。

野口久光氏は、瀬川昌久氏の一回り上の世代であり、エリントンを同時代の音楽として聴いてきた人間である。瀬川昌久氏と並ぶエリントン紹介者として、日本のエリントン受容史を考える上で重要な存在だ(ちなみに、瀬川昌久氏はマイルスと同じ世代)。 この追…

小西康陽 Digs エリントン。(3)

3回続いた小西康陽とエリントンの関係もとりあえずこれで終わり。いい加減飽きてきた…。

小西康陽 Digs エリントン。(2)

前回に引き続き、小西康陽とエリントンの関係について。「Until I Met You」の話とか、小西氏が好きそうなベイシー/エリントンアルバムについて。

再発盤あれこれ。そして山中千尋。

『Jazz JAPAN』つながりでエリントン関係の再発盤を。 参考にしたのはこの号。 JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.72 出版社/メーカー: シンコーミュージック 発売日: 2016/07/21 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る オヤジをターゲットにした表紙につ…

ソプラノ侍 loves デューク。

オンリー・ワンのソプラノ吹き、スティーブ・レイシーにおけるエリントンの影響についまとめました。モンクほどわかりやすいものではありませんが、レイシーはエリントンからも強い影響を受けています。特にその最初期と晩年の音楽活動にあたってはエリント…

必聴だけど混乱必至。「ドルフィーの」エリントン・カバー。

もはや「ドルフィーのエリントン曲集」と言ってしまってもいいこの作品には、制作・発売・ジャケットなど、非常にややこしい経緯があります。混乱してませんか?

菊地雅章、『Money Jungle』を語る。

菊地雅章、『Money Jungle』を語る。「オレ、デュークが一番好きなピアニストだからね。…ギルはある意味で人生の達人だったな。」

エリントン、63年2月の奇跡。

63年2月、エリントンはヨーロッパで暴れまくっていた。 わずか1ヶ月の間にミラノ~ストックホルムを縦断してライブをしまくり、その間に実に5枚のアルバム作品を録音する。『Money Jungle』『Duke Ellington & John Coltrane』はこの半年前の62年9月の録音(…

ジャズ・ミュージシャンは『Monk Plays Duke Ellington』を愛する。

モンクはエリントンと並ぶ「ミュージシャンズ・ミュージシャン」。モンクのことを悪く言うミュージシャンを聞いたことはない。そのモンクがエリントンをカバーしたこの作品、ジャズ・ミュージシャンが愛さないはずがない。

ニクソン主催、エリントン70歳のバースデイ・パーティ。(69年4月29日)

ニクソン大統領主催のエリントン70歳の誕生日パーティの動画が公開。