Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

ホレス・シルバーによる意外なエリントン・カバー、「Prelude to A Kiss」。

隠すことはない。

あなたもこのポーズをマネしたことがあるはずだ。

ホレス・シルヴァー・トリオ&アート・ブレキー、サブー

ホレス・シルヴァー・トリオ&アート・ブレキー、サブー

 

 52-53年に録音されたこの作品、ジャケット、音楽的内容も54-55年のものと類似しているため、「区別がつかないよ~!」なんて声をよく聞く。

& Jazz Messengers

& Jazz Messengers

 

 みんな大好きな「The Preacher」が入ってる方が水色だよ、と教えると大体納得してくれるのだが、管理人はそもそもこの2枚を間違ったことがない。なぜなら、オレンジの方にエリントン・ナンバーがカバーされているからだ。

 

そしてその曲は意外や意外、「Prelude to A Kiss」。

初めて聴いたときは気づかなかったのだが、CDをデータ化して取り込んでいる時に気がついた。これは予想できない選曲だ。演奏はトリオによるカバーで、肝心のホレス・シルバーのソロはちょっとしゃべりすぎなように思う。

 

あと、言うまでもないことだが、
このアルバムで一番ファンキーなのはジャケットだ。ジャケットも名作です。

 

リンク元「デューク・エリントンの世界」「06 トリビュート関係 - カバー」