Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

「エリントン・コイン」、ご存知ですか? 

再開早々、エリントン・ミュージックと関係ない話で恐縮なのですが……「エリントン・コイン」ってご存知ですか?

 

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いわゆる「50州25セント硬貨プログラム」の一環として鋳造された硬貨で、2009年に発行されたようです。わたしは硬貨に関してはまったくの門外漢でして、以下のサイトを参考にしました。

 

このサイトによると、1999年、アメリカは「アメリカ合衆国50州記念25セント硬貨プログラム」として、州ごとに図柄の異なる25セント硬貨(quarter)の発行を始めたとか。その頻度は1年に5州ずつで、約10週ごとに1州。コインの造幣所はデンバーフィラデルフィアの2ヶ所らしいです……コインのコレクターからすると、常識なのかもしれませんが、わたしは全然知りませんでした。そうか、コレクターにとっては、造幣(鋳造)場所も分類の一要素なのですね。

で、このプログラムは2008年に無事完成したのですが、この成功に基づき、さらに2009年、アメリ自治領である「ワシントンDC」「グアム」「プエルトリコ」「アメリカン領サモア」「ヴァージン諸島」「北マリアナ諸島」の6つに関しても記念クォーターが発行されました。この「ワシントンDC」の図柄がエリントンである、と。

 

 

前からこのエリントン・コイン(定まった呼び名は無いようですが、比較的「Ellington Quarter」と呼ばれているようです)の存在は知っていたのですが、ここ数年は海外に行く機会もなく、検討材料として放置していました。

しかしこの1年、バタバタと動いている中でこのクォーターを入手する機会があり、やっと入手できました。でも、今から考えると、ヤフーとかのネットで簡単に買えちゃうんですよね。今なら1枚180円くらい。

 

しっかりとわたしもエリントン・コインをコンプリートしました。デンバー鋳造は「D」、フィラデルフィア鋳造は「P」と刻まれているので一目瞭然。なるほど、これはコレクター心を刺激しますね。

このコインは飾っておいてもよいし、ローファーに挟んで幸運を期待するもよし、鼻に挟んだり乳首にくっつけて宴会芸に使うのもいいと思います。

 

それにしても、このエリントン、あまり似てないですよね。