Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

ひょっこりGonsalves。

 (淫聴記から移転(2010_0309))

 

毎日の日課として、CDのデータ化を続けている。

何も大げさな話ではなく、所有しているCDをPCやWALKMANで聴けるようにWAVEデータ化しているだけなのだが、これがなかなか時間がかかる。

でも、その分やはり整理などは圧倒的に便利で、所有のCDを検索するときなんかはすごくラクになった! 願わくは、これによってアホな2度買いがなくならんことを…!

さて、エリントンはあらかた終わった。次のマイルスのデータ化も4分の1くらい終わって、少しずつ聞き直してます。
で、今日はこの『ルグラン・ジャズ』を聴いてて新たな発見をした!
 

ルグラン・ジャズ +3

ルグラン・ジャズ +3

 

 

このアルバム、有名どころのゲストが大勢いて楽しいんだけど、
わたしが「エッ!」と思ったアルバムがあった。

ボートラ最後曲の#14 「The Lady Is A Tramp」のウネウネテナー・ソロ。
このピッチ不安定なウネウネ感、
しかし延々と途切れることなく何コーラスも続ける気色の悪いソロ、
もしかして………
思ったとおり、われらがエリントニアン、ポール・ゴンザルベス!
突然のウネウネに驚いたけど、いつもどおりのポールで安心しました。

 

ポールは意外なところで参加してるんだよなあ。

ほかの有名どころでは、クインシー・ジョーンズの『ビッグバンド・ボサノバ』とか。
こっちでもいつも通りのソロを披露。
はっきりいってワンパターンだし、万人受けはしないだろうけど、
ちょっと癖になるんだよね、ポールのソロは。
軽い中毒性があるので、隠れファンも多いんじゃないかと思います。

Big Band Bossa Nova

Big Band Bossa Nova

 
 最後に、いかにも付け足しだけど、
このアルバムのタイトル、「LEGRAND JAZZ」って、
MICHEL LEGRAND の「LEGRAND」と「Le Grand Jazz」をかけてるんだよね。
いろいろと名前遊びできる、羨ましい名前です。