Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

ベン・ウェブスター、ジミー・ジョーンズ、コールマン・ホーキンス。

さて、今回はストレイホーンと並んで『My People』のピアノ、指揮を担当したジミー・ジョーンズの1枚について。偶然なことに、『My People』の近くに紹介文があったので引いておきます。

 

 

& Associates

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野口久光ベストジャズ(2)

野口久光ベストジャズ(2)

 

 

ベン・ウェブスター&アソエイツ (Verve)
 これはホーキンスと並ぶ名テナー奏者ベンがリーダー格でコールマン・ホーキンス、バド・ジョンソン(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、ジミー・ジョーンズ(p)、レス・スパン(g)、レイ・プラウン(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)ら八入が行なった吹込み集で、吹き込まれたのは五九年。例によってグランツらしい顔見世興行的セッションのひとつにはちがいないが、これだけの顔ぶれが揃うと奏者たちも競争意識をかき立てられて熱気を帯びた演奏をくりひろげることになる。とくに同じテナー奏者の三人を並べたことは充分にきく者の興味を引く。この吹込み当時、既にホーキンスは迫力、ねばりにおいてベンに及ばなくなっているが、同時にバド・ジョンソンが、健在な両横綱に対して正大関の実力をみせているのはたのもしい。ピアノ、リズムもすごい顔ぶれだが、どういうものかもう一つ熱気に欠けるようだ。しかしこうしたヴァーヴ・セッションは不思議と吹込み当時よりも現在の方がききごたえを感じる。

                (『レコード藝術』70年8月)

 

ごめんなさい、昨日の失敗で、文を綴る意欲がありません。

とりあえず、今日はこれだけで失礼します。