ディスク
ご無沙汰してます。 ザヴィヌルとエリントンの関係について始めたはいいものの、予想通りというか、その迷宮の深さに身動きが取れなくなってしまった管理人の satoryuh です。 いや、本当は公私の生活がバタバタしておりまして、なかなかエリントンの世界に…
ザヴィヌルの話は少し横において、今回はエリントンのCDを安く手に入れる方法について書こうと思います。 この音楽配信が主流となりつつある時代において、いまさらCDの買い方の紹介もないだろうとは思いますが、これからエリントンを聴こうと思う人にとって…
先日の『Sacred Concert』に続いて評価が難しい1枚です。そして、その音楽よりも文化的な影響が大きいところも同じ。そして、ザヴィヌルとの関係を考える上で重要な1枚です。
結論から先に述べよう。 『Afro-Bossa』は、曲の斬新さにオケの演奏力が追いついていない。 演奏者の解釈がこの時点では不十分とでもいおうか、残念な完成度となっている。 だが、それこそがエリントンの狙いだったのかもしれない。 いつものように、野口久…
62年夏の3部作の嚆矢。 続く2枚があまりに有名すぎてあまり話題に上らないが、これも悪くない1枚。 デューク・エリントン・ミーツ・コールマン・ホーキンス アーティスト: デューク・エリントン,コールマン・ホーキンス 出版社/メーカー: ユニバーサル ミ…
「エリントンというとバンドも古いし、ピアニストとしてはあまり頂けないなどというとんでもない説をなす人も少なくなかったが、そういうのは全くジャズ・ファンの風上におけない手合いである。」 …野口氏、お怒りのご様子です。
今と変わらず、昔も希少音源への欲望は強かったようで…。音楽ファンがメディアの変遷に翻弄されるのはいつの時代も同じこと。 The Indispensable Duke Ellington 1 & 2 出版社/メーカー: RCA Victor メディア: LP Record この商品を含むブログを見る ザ・ベ…
エントリのタイトルとおりなのだけど・・・。 First Time: Count Meets the Duke アーティスト: Duke Ellington,Count Basie 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts. 発売日: 2008/02/01 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (2件) を…
野口久光氏の紹介で辿るエリントン・ディスク。 今回はサッチモとエリントンの共演盤。 そういえば、この「サッチモ」という愛称、 いま飛ぶ鳥を落とす勢いの suchmos のバンド名の元ネタである。 Great Summit: The Master Takes アーティスト: Louis Armst…
前回の続き。「Portrait Of Ella Fitzgerald」では、ストレイホーンがピアノを弾き、エリントンがナレーションを。
「オーケストレーションのマエストロ」から、「集団演奏における個の自由の表現者」へ。武満徹が聴いたエリントンは「Second Sacred Concert」だった。
マヘリア・ジャクソン版の『Black, Brown & Beige』。この作品については、2つだけ書いておきたいことがある。
こうなったら、「毒を喰らわば皿まで」だ。 とことんいってやろうじゃないか。 瀬川先生のライナーノーツ、これもそう。 ライヴ・アット・カーネギーホール1938 (完全版) アーティスト: ベニー・グッドマン,バック・クレイトン,ボビー・ハケット,カウント・…
平賀マリカ、現エリントン楽団との共演によるエリントンカバー集。解説は瀬川昌久氏。
瀬川昌久氏によるエリントン紹介の最終回。分類4番目、「歌モノ エリントン」の第2回目。ジョヤ・シェリルからマリオン・コックスまで。
瀬川昌久氏によるエリントン・サウンドの紹介も今回でいよいよ4回目。今回は、俗に「印象派」と評されるサウンドの紹介。
瀬川昌久氏が編んだエリントンのベスト盤、今回は「ジャズ」なエリントンの10曲。みんなで歌おう、ドゥーワ! ドゥーワ!
瀬川昌久氏監修のエリントンベスト盤。今回は「エキゾチック・エリントン」。新旧のアレンジが並べて収録されているのは興味深い試みです。
瀬川昌久氏が編んだエリントンのベスト盤があるのをご存知ですか。ベスト盤からエリントンを聴くのなら、この1枚がいいかもしれません。
テレビ史上、初めて「全キャストがアフロ・アメリカンで構成される」生放送の初の「ジャズ活劇」ということで、話題となったこの作品。野心作なのは確かですが、はたして成功作なのでしょうか?
野口久光氏による、エリントン・ディスク紹介文。今回は『At Newport '56』。 いちいち紹介する必要もないかもしれないけど、これのことですよ。 当時はどのような形でリリースされ、紹介されたのか。 コンプリート・アット・ニューポート1956+10 アーティス…
言わずと知れたコロンビア(Columbia)の名盤。 「コンサート・アレンジ」は邦盤タイトルで、原盤は『Masterpieces by Ellington』。 当初発売時のジャケットはこれ。 Masterpieces By Ellington [12 inch Analog] アーティスト: Duke Ellington 出版社/メー…
『Masterpieces by Ellington』と並んで、50年代初期の名盤として紹介されることの多いこのアルバム、初発・再発の経緯がややこしい。 まずは野口久光氏の発表当時の解説から見ていこう。 Ellington Uptown アーティスト: Duke Ellington 出版社/メーカー: S…
昨日に引き続き、JAZZ Japan vol.44 から。 菊地成孔氏のペペ・トルメント・アスカラール、『戦前と戦後』の「A列車」の引用の他にもエリントン関係の記事があったので引いておく。 JAZZ JAPAN (ジャズジャパン) Vol.44 出版社/メーカー: シンコーミュージッ…
ナクソス『1927-1931』最後です。エリントン、コットン・クラブ第1期契約時代についてゆっくり考えることが出来ました。
『Cotton Club Stomp 1927-1934』続き。今回は文献学です。このアルバムの編集者、かなり狙ってます。
SP時代のエリントンを手軽に聴くなら、NAXOSのこのシリーズなんかどうでしょうか。1枚目は27-31年の『Cotton Club Stomp』。
前回に引き続き、小西康陽とエリントンの関係について。「Until I Met You」の話とか、小西氏が好きそうなベイシー/エリントンアルバムについて。
小西康陽氏とエリントン(とakiko)について。とりあえず、小西氏のお気に入りは『First Time!』だそうです。/小沢健二の『流動体について』が話題を集めている。
『Jazz JAPAN』つながりでエリントン関係の再発盤を。 参考にしたのはこの号。 JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.72 出版社/メーカー: シンコーミュージック 発売日: 2016/07/21 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る オヤジをターゲットにした表紙につ…