Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

ディスク

エリントンのラウンジ・ミュージック、『Afro-Bossa』。

結論から先に述べよう。 『Afro-Bossa』は、曲の斬新さにオケの演奏力が追いついていない。 演奏者の解釈がこの時点では不十分とでもいおうか、残念な完成度となっている。 だが、それこそがエリントンの狙いだったのかもしれない。 いつものように、野口久…

62年夏の3部作の嚆矢。『Duke Ellington Meets Coleman Hawkins』(野口久光氏)

62年夏の3部作の嚆矢。 続く2枚があまりに有名すぎてあまり話題に上らないが、これも悪くない1枚。 デューク・エリントン・ミーツ・コールマン・ホーキンス アーティスト: デューク・エリントン,コールマン・ホーキンス 出版社/メーカー: ユニバーサル ミ…

「ピアニスト、エリントンの全貌をみせる待望の逸品」(『Money Jungle』野口久光氏紹介文)

「エリントンというとバンドも古いし、ピアニストとしてはあまり頂けないなどというとんでもない説をなす人も少なくなかったが、そういうのは全くジャズ・ファンの風上におけない手合いである。」 …野口氏、お怒りのご様子です。

いわゆる黄金時代の初LP盤、『The Indispensable Duke Ellington』(野口久光)

今と変わらず、昔も希少音源への欲望は強かったようで…。音楽ファンがメディアの変遷に翻弄されるのはいつの時代も同じこと。 The Indispensable Duke Ellington 1 & 2 出版社/メーカー: RCA Victor メディア: LP Record この商品を含むブログを見る ザ・ベ…

テキトーな『First Time!』紹介文。(野口久光氏)

エントリのタイトルとおりなのだけど・・・。 First Time: Count Meets the Duke アーティスト: Duke Ellington,Count Basie 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts. 発売日: 2008/02/01 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (2件) を…

『サッチモ・ミーツ・デューク!』(61年4月)

野口久光氏の紹介で辿るエリントン・ディスク。 今回はサッチモとエリントンの共演盤。 そういえば、この「サッチモ」という愛称、 いま飛ぶ鳥を落とす勢いの suchmos のバンド名の元ネタである。 Great Summit: The Master Takes アーティスト: Louis Armst…

『Ella Sings Ellington Song Book』(後半)エリントンの「ナレーション」も聴きどころ。

前回の続き。「Portrait Of Ella Fitzgerald」では、ストレイホーンがピアノを弾き、エリントンがナレーションを。

武満徹が聴いた、1968年のデューク・エリントン。

「オーケストレーションのマエストロ」から、「集団演奏における個の自由の表現者」へ。武満徹が聴いたエリントンは「Second Sacred Concert」だった。

「黒人教会歌手」マヘリア・ジャクソン版の『Black, Brown & Beige』。(野口久光氏)

マヘリア・ジャクソン版の『Black, Brown & Beige』。この作品については、2つだけ書いておきたいことがある。

ベニー・グッドマン、1938年 カーネギー・ホール・コンサート(瀬川昌久)

こうなれば毒を喰らわば皿までだ。 瀬川先生のライナーノーツ、これもそうだった。 ライヴ・アット・カーネギーホール1938 (完全版) アーティスト: ベニー・グッドマン,バック・クレイトン,ボビー・ハケット,カウント・ベイシー,テディ・ウィルソン,ハリー・…

瀬川昌久 introduces 平賀マリカ。

平賀マリカ、現エリントン楽団との共演によるエリントンカバー集。解説は瀬川昌久氏。

「歌モノ エリントン_02」瀬川昌久 presents デューク・エリントン。(06)

瀬川昌久氏によるエリントン紹介の最終回。分類4番目、「歌モノ エリントン」の第2回目。ジョヤ・シェリルからマリオン・コックスまで。

「印象派エリントン」 -瀬川昌久 presents デューク・エリントン。(04)

瀬川昌久氏によるエリントン・サウンドの紹介も今回でいよいよ4回目。今回は、俗に「印象派」と評されるサウンドの紹介。

「ジャズ・エリントン」-瀬川昌久 presents デューク・エリントン。(03)

瀬川昌久氏が編んだエリントンのベスト盤、今回は「ジャズ」なエリントンの10曲。みんなで歌おう、ドゥーワ! ドゥーワ!

「エキゾチック・エリントン」ー瀬川昌久 presents デューク・エリントン。(02)

瀬川昌久氏監修のエリントンベスト盤。今回は「エキゾチック・エリントン」。新旧のアレンジが並べて収録されているのは興味深い試みです。

瀬川昌久 presents デューク・エリントン。(01)

瀬川昌久氏が編んだエリントンのベスト盤があるのをご存知ですか。ベスト盤からエリントンを聴くのなら、この1枚がいいかもしれません。

野心作にして問題作、『A Drum Is A Woman』から見えてくるもの。(野口久光評のその先へ)

テレビ史上、初めて「全キャストがアフロ・アメリカンで構成される」生放送の初の「ジャズ活劇」ということで、話題となったこの作品。野心作なのは確かですが、はたして成功作なのでしょうか?

『ニューポート・ジャズ祭のエリントン(56年)』 (野口久光)

野口久光氏による、エリントン・ディスク紹介文。今回は『At Newport '56』。 いちいち紹介する必要もないかもしれないけど、これのことですよ。 当時はどのような形でリリースされ、紹介されたのか。 コンプリート・アット・ニューポート1956+10 アーティス…

『エリントン・コンサート・アレンジ(Masterpieces by Ellington)』(野口 久光 氏)

言わずと知れたコロンビア(Columbia)の名盤。 「コンサート・アレンジ」は邦盤タイトルで、原盤は『Masterpieces by Ellington』。 当初発売時のジャケットはこれ。 Masterpieces By Ellington [12 inch Analog] アーティスト: Duke Ellington 出版社/メー…

ホッジスの乱から生まれた名盤、『Ellington Uptown』『Hi-Fi Ellington Uptown』

『Masterpieces by Ellington』と並んで、50年代初期の名盤として紹介されることの多いこのアルバム、初発・再発の経緯がややこしい。 まずは野口久光氏の発表当時の解説から見ていこう。 Ellington Uptown アーティスト: Duke Ellington 出版社/メーカー: S…

アリス・バブスの訃報と、Jazz Collection 1000 のエリントン(柴田浩一氏)。

昨日に引き続き、JAZZ Japan vol.44 から。 菊地成孔氏のペペ・トルメント・アスカラール、『戦前と戦後』の「A列車」の引用の他にもエリントン関係の記事があったので引いておく。 JAZZ JAPAN (ジャズジャパン) Vol.44 出版社/メーカー: シンコーミュージッ…

ナクソスで聴く、SP時代のエリントン。(3) 『Cotton Club Stomp』(3)

ナクソス『1927-1931』最後です。エリントン、コットン・クラブ第1期契約時代についてゆっくり考えることが出来ました。

NAXOSで聴く、SP時代のエリントン。(2) 『Cotton Club Stomp』(2)

『Cotton Club Stomp 1927-1934』続き。今回は文献学です。このアルバムの編集者、かなり狙ってます。

NAXOSで聴く、SP時代のエリントン。(1) 『Cotton Club Stomp』

SP時代のエリントンを手軽に聴くなら、NAXOSのこのシリーズなんかどうでしょうか。1枚目は27-31年の『Cotton Club Stomp』。

小西康陽 Digs エリントン。(2)

前回に引き続き、小西康陽とエリントンの関係について。「Until I Met You」の話とか、小西氏が好きそうなベイシー/エリントンアルバムについて。

小西康陽 Digs エリントン。

小西康陽氏とエリントン(とakiko)について。とりあえず、小西氏のお気に入りは『First Time!』だそうです。/小沢健二の『流動体について』が話題を集めている。

再発盤あれこれ。そして山中千尋。

『Jazz JAPAN』つながりでエリントン関係の再発盤を。 参考にしたのはこの号。 JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.72 出版社/メーカー: シンコーミュージック 発売日: 2016/07/21 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る オヤジをターゲットにした表紙につ…

SPからLPへ。エリントン、LP第1作は「傑作」だった。

前回に引き続き、小川隆夫氏の著作から。 知ってるようで知らない ジャズ名盤おもしろ雑学事典 小川隆夫 著 作者: 小川隆夫 出版社/メーカー: YMM 発売日: 2008/02/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 前回は、第1次大戦終了後の「ハーレム・…

マックス・ローチの裏の顔。Max Roach、『Money Jungle』を語る。

上から発言、チンピラ、根回しオヤジ…マックス・ローチの本性について。『Money Jungle』録音に関する妄想です。/マックス・ローチ。善良そうな顔に騙されてはいけない。中学生の頃に公園のダンボールに住んでいたような顔に騙されてもいけない。

「『パリコン』の再発」という事件。

再発が事件となる作品、『The Great Paris Concert』。その再発に関するディスク・レヴューと「55年体制」について。あと、CDを発売する側はこういう「売れるCD」を売る努力をしてほしい。