『Masterpieces by Ellington』と並んで、50年代初期の名盤として紹介されることの多いこのアルバム、初発・再発の経緯がややこしい。 まずは野口久光氏の発表当時の解説から見ていこう。 Ellington Uptown アーティスト: Duke Ellington 出版社/メーカー: S…
はあ……マスター、久しぶり。 あんまりここでは否定的なことは言いたくないんだけど、最近読んだ本があまりにもひどくてさ、ガクッときちゃったからちょっと愚痴らせてよ。 読んだ本ってのはこれなんだけどさ。 JAZZジャイアンツ名盤はこれだ! (講談社プラス…
昨日に引き続き、JAZZ Japan vol.44 から。 菊地成孔氏のペペ・トルメント・アスカラール、『戦前と戦後』の「A列車」の引用の他にもエリントン関係の記事があったので引いておく。 JAZZ JAPAN (ジャズジャパン) Vol.44 出版社/メーカー: シンコーミュージッ…
そういえば、ペペ・トルメント・アスカラールの『戦前と戦後』、最後に「A列車」の引用があったような。 そう思い、『Jazz JAPAN』(2014年4月、vol.44)を読み返す。 JAZZ JAPAN (ジャズジャパン) Vol.44 出版社/メーカー: シンコーミュージック 発売日: 20…
野口久光のエリントン盤紹介、1枚目はなんとベニー・グッドマン。グッドマンのカーネギー・ホール・コンサートは、その後のエリントンに大きな影響を与えたはず、なのです。
エリントンは日本でどう紹介されてきたのか。 管理人の世代だと、まず連想するのがまず瀬川昌久氏であり、ついで加藤総夫氏だが、その瀬川昌久氏の師匠にあたるのが野口久光氏だ。 野口氏の世代はエリントンの新譜を同時代人として聴いた世代であり、そのレ…
2017年4月29日はエリントンの生誕118年。 これを記念して、「エリントンの年表」を作成しました。 といっても、管理人がイチから作り上げたわけではなく、元ネタとしてはDavid Bradburyの『Duke Ellington, Life & Times』の巻末の年表を参考にしました。こ…
ナクソス『1927-1931』最後です。エリントン、コットン・クラブ第1期契約時代についてゆっくり考えることが出来ました。
『Cotton Club Stomp 1927-1934』続き。今回は文献学です。このアルバムの編集者、かなり狙ってます。
SP時代のエリントンを手軽に聴くなら、NAXOSのこのシリーズなんかどうでしょうか。1枚目は27-31年の『Cotton Club Stomp』。