Kinda Dukish (かいんだ・でゅ~きっしゅ)

「デューク・エリントンの世界」別館。エリントンに関することしか書いてません。

Norah Sings Ellington。

ノラ・ジョーンズ自身による『Day Breaks』についての解説。『Jazz Japan』2016年11月号収録のインタビュー。他にも、同号のいくつかのエリントン・カバーについて。

シドニー・ベシェ「と」デューク・エリントンの肖像。

エリントンと「ジャズ・ソプラノの祖」シドニー・ベシェに関する3つのエピソード。ベシェはエリントンよりも2歳年上でもあり、エリントン「が」影響を受けた珍しい人物です。

ソプラノ侍 loves デューク。

オンリー・ワンのソプラノ吹き、スティーブ・レイシーにおけるエリントンの影響についまとめました。モンクほどわかりやすいものではありませんが、レイシーはエリントンからも強い影響を受けています。特にその最初期と晩年の音楽活動にあたってはエリント…

SPからLPへ。エリントン、LP第1作は「傑作」だった。

前回に引き続き、小川隆夫氏の著作から。 知ってるようで知らない ジャズ名盤おもしろ雑学事典 小川隆夫 著 作者: 小川隆夫 出版社/メーカー: YMM 発売日: 2008/02/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 前回は、第1次大戦終了後の「ハーレム・…

エリントンのハーレム・ルネッサンスについて。(小川隆夫氏の著作より)

ジャズ・ミュージシャンのブラインドフォールド・テスト・シリーズが面白かったので、その他の小川隆夫氏の著作を読む。 「トリビア多めの通史の教科書」といった感じで読みやすい。エリントンに関する箇所を引いておく。

必聴だけど混乱必至。「ドルフィーの」エリントン・カバー。

もはや「ドルフィーのエリントン曲集」と言ってしまってもいいこの作品には、制作・発売・ジャケットなど、非常にややこしい経緯があります。混乱してませんか?

マックス・ローチの裏の顔。Max Roach、『Money Jungle』を語る。

上から発言、チンピラ、根回しオヤジ…マックス・ローチの本性について。『Money Jungle』録音に関する妄想です。/マックス・ローチ。善良そうな顔に騙されてはいけない。中学生の頃に公園のダンボールに住んでいたような顔に騙されてもいけない。

「Early Ellington」の「Early」っていつのこと?

「アーリー・エリントン」とはいつのことなのか。初期から全盛期だったエリントンはその区分が難しい。 ずっと前、友人たちと酒を飲んでいたときのこと。 酒も効いてきて「アーリー・エリントンを聴き直してやっとその素晴らしさに開眼して云々(「でんでん…

「『パリコン』の再発」という事件。

再発が事件となる作品、『The Great Paris Concert』。その再発に関するディスク・レヴューと「55年体制」について。あと、CDを発売する側はこういう「売れるCD」を売る努力をしてほしい。

美輪明宏、デューク・エリントンを語る。

美輪明宏とエリントン・・・別に大したこと言ってないんだけど、この組み合わせが面白かったので引いておく。 「ニワトリではなく、魚が産卵するように曲を作る」という言い回しは面白い。